Edge Voice

エッジボイス

歌唱テクニック 10 選

 
「ボイトレ@マスター」がお届けするオンライン動画レッスン。この講座は「歌唱テクニック 10 選」の中から「エッジボイス」のレッスンです。※動画は 会員専用サイト からご覧ください。

動画の解説&まとめ

エッジボイスは、声帯の振動の仕組みを利用して生み出される特殊な発声のテクニックです。
 
通常の声帯振動とは異なり、エッジボイスは声帯にエッジ(刃)をかけるような状態で発声することによって、輪郭のある、硬く鋭い音を生み出します。一般的にはヘヴィメタルやロックなどの音楽ジャンルで使用されることがあります。
 
エッジボイスを練習するには、以下のステップとポイントを考慮しましょう。

声帯の保護と準備

エッジボイスは声帯に負担をかけるため、正しい準備が必要です。声帯を傷つけないようにするために、いきなり本意気で練習するのではなく、少しずつ負荷をかけるようにしましょう。首やアゴ周りに力が入りやすい方はストレッチも欠かさずやるようにしましょう。

正しい発声位置の確認

エッジボイスを出すためには、声帯を特定の位置に持っていく必要があります。一般的に、声帯のエッジ(刃)を振動させるためには、声帯を少し引き締めるような感覚が必要です。
 
実際にどのように行うかというと、わかりやすいのは息を止めることです。動画でも解説していますが、人間が呼吸を止めることができるのは気道の弁である声帯の閉鎖です。息を止めた時の喉の中で何かが小さく動く感じを発声時に再現する必要があります。

息のコントロール

エッジボイスを出す際には、適切な息のコントロールが重要です。感覚を得るためには息止めを推奨していますが、声を発する以上、最低限の呼気(声と同時に出る息)も必要です。まずは、十分な息を確保して、過度に力んだり息を押し出しすぎないように注意しましょう。

声の押し出し

声を出す際に、声帯を押し出すような感じを意識します。「声帯を分厚く使う」という言い方がわかりやすいかもしれません。これによって声帯にエッジをかける効果を生み出すことができます。

練習でエッジ感が向上

エッジボイスは練習を重ねることで徐々に向上します。慣れないうちは息が抜けてしまったり、エッジ感の薄い声になってしまうと思いますが、過度な負担をかけないように注意しながら、徐々に強度を上げていくようにしましょう。

無理は厳禁

ここまで読んでいただけた方はお分かりかと思いますが、エッジボイスには正しい知識とテクニックが必要です。
 
近年は発声分析の動画などがエンタメ化してきており、エッジボイスという名前も広く知られてきていますが、喉へのリスクが高い発声であることには変わりありません。
 
独学での習得が難しいと思った方は、しっかりと正しい知識と指導法をもったボイストレーナーのもとで練習することをオススメします。

担当講師:山口(ボイストレーナー)

日本ボイストレーナー連盟・認定資格 JAVCERT 取得講師。
日本最大規模の音楽コンテストでダブルグランプリを受賞

公式 PROFILE

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